7月16日(金)横須賀線を訪ねる 120年歴史の旅
逗子在住・蟹江康光さんにお話しをうかがいました。
13日には 出版記念パーティがおこなわれ 逗子市長をはじめ
JR横須賀線の各駅長や市民80人ほどが出席するなか
横須賀線の歴史の一部を紹介されたそうです。
横須賀線は 軍の要望で明治22年に開通、当時は大船と横須賀間が
45分かかったそうです。
この横須賀線の開通により逗子駅が誕生、周辺地域が発展して
いくことになります。夏は海水浴客が多いため増便されたとか。
「横須賀線を訪ねる 120年歴史の旅」は208ページの前半が
年代を追って,後編が駅を中心とする町の歴史。
貴重な写真は約500枚。
中でも逗子桜山の栁江耕二氏は1952(昭和27)年から撮り続け、
それを全面的使用許可されましたが 本の出版を見ずに3月に他界
されたそうです。
蟹江さんのお話によると 横須賀線の1961年に登場した
青と黄色(クリーム)の塗り分けは、
スカ線色とよばれすばらしいし専用色。新幹線もこれを適用しました。
戦前は,要塞地帯であり,写真や地図の使用はできなかったため
いままでの記述にミスが多く,それを確認するのに労力を費やしたとの
ことです。
私もかつて通学や通勤で毎日利用してきた横須賀線 興味深い内容が
多いです。
「横須賀線を訪ねる 120年歴史の旅」は
神奈川・東京・千葉を中心に全国の書店で発売中(税込み2500円)