10月17日(水) 理学博士・岡野眞治先生
京都大学理学博士の岡野眞治さん(中央)。
そして三浦半島活断層調査会会長の茅野教幸さん。
岡野先生は ビキニ環礁での水爆実験現場、チェルノブイリ原発事故現場の調査を
自ら開発した放射線測定器で測定し、世界的な評価を得ています。
昨年の東京電力福島第一原発事故では、福島県各地で、放射線状況を詳しく調査測定し、
この様子についてはNHK・ETVのテレビ番組「ネットワークでつくる放射線汚染地図」で、
3回にわたって放映され、多くの視聴者に衝撃を与え、何度も再放送されました。
特に、岡野氏の開発した体内被曝測定装置で小学生の腹部に当てて測定している映像は
忘れることができないと茅野さんは言います。
岡野先生は 科学技術長官賞を2度受賞、そしてこのたび
第46回吉川英治文化賞を受賞されました。
昨年の福島第一原発事故以来、放射線についてのいろいろな情報が
入ってきますが 誤解してとらえられていることが少なくないかもしれません。
放射線は常に私達のまわりに存在しますが 放射線の中身を知ることが大切。
正しい放射能知識を身につけてほしいと岡野先生は話されました。
岡野先生は ことし86歳になられるとのことですが
矍鑠とされ お話も分かりやすかったですね。
興味のある方は ぜひ講演会にご参加を!
さて 10月28日(日) 13時~15時(受付12時30分)
逗子文化プラザ・市民交流センター2階(先着99名)及び展示室にて
講演会が開催されます。
テーマは 放射線の中身を知る
~現場はサイエンスの教科書~
第46回吉川英治文化賞受賞記念講演
理学博士・岡野眞治先生 三浦半島活断層調査会顧問
共催 三浦半島活断層調査会・逗子市
後援 逗子市教育委員会・鎌倉市・鎌倉市教育委員会・
葉山町・葉山町教育委員会・横須賀市・横須賀市教育委員会・
三浦市・三浦市教育委員会
問合せ 046-825-6665 事務局・松崎さんへ
k345matsu@yahoo.co.jp