6月3日(水)JICAシニアボランティア・圓谷哲男さん
ブータンの首都・ティンプー市で活動した 圓谷哲男(つむらやてつお)さんを
お迎えしました。JICA情報は 青年海外協力協会の巨海亮二さんから
伝えていただきました。
職種としては「廃棄物処理」
派遣要請は新ゴミ埋めて地のアドバイスでしたが ゴミ埋め立て場の場所が決まって
おらず、旧ゴミ埋め立て地も満杯状態。
しかし国や市からの要請もあり、ゴミの減量化のため3Rs(リユース、リサイクル、
リフューズ)を推進しました。
ペットボトルを主としてリサイクル施設の整備と機器の運転、販売方法などの
指導を行ったり、人々の意識を変えるために 学校での環境教育活動にも
力を入れ、商店主への説明会開催などもおこないました。
また、滞在中に日本中古のゴミ収集車4台が寄贈され
これらを有効に使うために、ごみ収集のルートの作成なども行ったそうです。
ごみの問題は時間がかかりますが それでも 圓谷さんが滞在期間を終えるころには
随分成果を感じられたようです。
横須賀市環境計画課の職員でいらした圓谷さん、
早期退職をしてJICAの活動のために単身ブータンへ。
日本を外から見えたことで あたらめて日本人がやってきたことは
間違いではなかったと 誇らしく思えたと話してくださいました。
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