3月8日(火)石井食品広報・蜂谷さんのお話
今回のテーマは 私も大好きな「あんこ」
あんこに使用される小豆の栄養素は?
①脳、神経などのエネルギー源となる糖質が、栄養成分の約6割を占めます。
また、小豆の2割はタンパク質で、必須アミノ酸のリジンが含まれます。
②ビタミンB1を始めとするビタミB群が多く含まれています。
特にビタミンB1は、糖質のエネルギー代謝を助ける働きがあり、エネルギーに
変えるために必要となります。足りないと体内に疲労物質の乳酸がたまり、
疲れやすくなると言われています。
③小豆の赤い色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンです。
活性酸素を抑え、血液の循環をよくし、免疫力を高める効果が期待できる
アントシアニンを含んでいます。黒豆の色素にも含まれる抗酸化成分で、
動脈硬化予防や視力回復に効果的と言われています。
④小豆は100gあたり17.8gの食物繊維を含み、ごぼうの約3倍です。
食物繊維には便通をよくする効果に加えて、コレステロールの吸収を抑え、
食後の血糖値の上昇をおだやかにする効果があります。
⑤小豆にはカリウムも含まれております。カリウムには利尿作用や
血圧を抑える作用もあり、発汗などで不足すると不整脈や夏バテの原因に
なるといわれています。
先月の「わくわくしあわせごはん市」でも紹介された
イシイのこだわりの「粒あん」「こしあん」は~
①北海道十勝産の小豆を使用。
この十勝産小豆のおいしさを活かすため、小豆をボイルする時に
水を2回変え、渋抜きを丁寧に行います。また、小豆の炊き上げ時に
丁寧に優しくかき混ぜることで、小豆の形をしっかりと残しながらも、
口の中に小豆の皮が残らないように仕上げています。
②後味の良い上品な甘さ
味付けは粗糖と少々の塩のみ。シンプルだからこそ小豆の風味が
際立ちます。また、糖度は低糖で仕上げ、甘さを控えているため、
後味がさっぱりとした上品な味わいに仕上げております。
小豆の豊かな風味と食感がより楽しめる「粒あん」
なめらかな舌触りが魅力の「こしあん」。
そのままお召し上がりいただくのは勿論のこと、お菓子作りの材料や、
普段のおやつのトッピングとしても幅広いアレンジが楽しめます。
例えばトーストに乗せて「小倉トースト」にしたり、アイスと一緒に
和風パフェにするのもオススメです。