9月5日(水)アカウミガメの赤ちゃん&JICA柘植香織さん
なっていて でも 私も半ば諦めていて 携帯電話から離れていたのでした。
気が付くと 4件着信履歴が・・ あわてて逗子海岸に行ったのですが
私は子ガメに会えませんでした。ああ、肝心な時に!しょんぼり。
逗子海岸営業協同組合理事の真壁さんのお話によると(写真 真壁さん提供)
昨日 午後9時10分、アカウミガメの産卵場所 一部分がへこんできて
次第に広がり 9時40分 最初のアカウミガメの赤ちゃんが出てきて
この子は とても早く 海に入っていきました。
そして最後の18匹め 10時25分ころ、迷走しながら
やっと波にのっていったそうです。
カメは 海を求め明るい方へ 進んでいくので 回りの人たちが
ライトで誘導したそうですよ。
そして つづいてまた孵化するかも しれないと だんだん人が集まってきました。
地元新宿町内会のかたが交代でパトロールしたり 見守り隊のみなさん、
「本当に よかった~」と口々に話していました。
これは↑ カメ誕生記念の寄せ書き。私も書かせていただきました。
こんなに遅く 子ども達もたくさんいました。
なぜか↑ みんなで記念写真。 中央のTシャツと短パン姿は 平井逗子市長です。
市長は最後の2匹を見ることができたそうです。
急に騒がしくなって カメさんも驚いているのか この日はもう子ガメは出てきません
でした。
今日 夕方のフジTVの報道では かつて 逗子海岸には1985年と90年に
産卵があり 17年ぶりのこと。これまでは人工孵化でしたが 逗子では自然孵化は
初めてで 海洋生物生態研究家の倉持先生の話によると
このような環境での孵化はたいへんめづらしいそうです。
そして今日の「ハロー逗子」では 先月長崎に派遣されたピースメッセンジャーについて
平井逗子市長にお話いただきましたが
その中で 昨日のカメ誕生についても触れてくださいました。
逗子のシンボルでもある海岸に誕生した命を守っていこうと市民有志が
一つになった・・ある意味 カメは なにかのメッセンジャーだったのかもしれません。
さて 毎月第1水曜日は「JICA インフォメーション」
今月は 今年の4月に帰国し それまで2年間 セネガルで青年海外協力隊として
活動した 横須賀出身の柘植香織さんです。
柘植さんが活動したのは セネガルのなかでも1600人ほどの野菜栽培の
盛んな村でした。セネガルの食事は油がいっぱい 砂糖、塩もたくさん使う
健康によくないものなので 栄養指導改善に 栄養たっぷりの蒸しケーキを
作って紹介、またセネガルの3色国旗を使った栄養改善セミナーも。
一番の苦労は 最初 現地語がまったく わからなかったこと。でも
言葉が 話せなくても みんな温かくて 人のつながりもできて
言葉も次第に上達していったそうです。
10月からJICAでは 秋の募集が始まります。
海外ではなかなか出来ない体験を得られるので 迷っているかたは
ぜひ一歩ふみだしてほしい・・と語ってくれました。
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