10月27日(木)秋の読書&ピアーズグランドオープン
寺山ルリ子さん(中央)をゲストに、地元ママの須田美恵子さんにも加わっていただきました。
寺山さんには毎回いろいろな本を紹介していただいていますが
今回は「毎日少しずつ読み進められるもの」「子どもも親も楽しめるもの」をテーマに
本を選んでいただきました。
①絵本『3びきのこぐまさん』。婦人之友社
絵やデザインばかりでなく文章も書き、舞台演出や建築も手掛けたマルチ・アーティストの
村山知義さんとその妻かずこさんの共作です。
3びきのこぐまさんたちの日常を描いたちょっぴりシュールでかわいい絵、
何度読んでも飽きない不思議な味わいとユーモアを持つ文章がステキ。
②『イギリスとアイルランドの昔話』。福音館書店
『ジャックと豆の木』『三匹のこぶた』など誰でも知っているものから無名なものまで
30話を集めたアンソロジーです。
訳者は『ノンちゃん雲に乗る』などの作家としてもおなじみの児童文学研究家・石井桃子さん
声を出して読むのが、とても楽しい一冊です。
③児童文学の長編『水の伝説』。講談社
小学高学年以上向けです。作家はたつみや章さんという逗子に住んでいたこともある
湘南と縁の深い方です。自然と人間の共生をそれぞれの目線から書いています。
自然サイドの“声”は龍神、山姫、かっぱなど、自然の化身を登場させて語らせます。
実はまわりでちょっとしたたつみや章ブームで 今から20年近く前に
今日の原発事故を予告するようなお話を書いていて、それが注目されているようです。
さて 葉山の森山神社内一色会館で「はやま一箱古本市」を開いている寺山さん、
次回は 11月19日土曜日、11時~16時まで開催します。
つづいて
逗子銀座商店街の「うつくしきもの松屋」さんからなぎさ通りに向かって入った
ところにガラス張りのおしゃれなビルが誕生!
ここが PIERZ ピアーズビルです。
そのグランドオープンを記念して 29日(土)から11月6日(日)まで
9日間にわたってイベントが予定されています。
ピアーズグランドオープンイベント事務局の内田こづえさんと
青柳三保子さん(左)にうかがいました。
初日は11時に 逗子開成学園の和太鼓部のみなさんの演奏、
そして金子しゅうめいさんの獅子舞でオープニングを飾ります。
川上敦さんのオペラ、ウクレレコンサート、なぎさボーイズの男性フラ、
手打ち蕎麦のメガ早食い大会など楽しいイベントが盛りだくさん。
さらに日替わり 逗子マルシェもお楽しみに!
「地元のみなさんがピアーズに来ると元気になるといっていただけるような場所を
めざしたい!」と内田さんは話していました。