11月8日(火) サッカー日本代表前監督 岡田武史さん
今日は逗子在住でサッカー日本代表前監督・岡田武史さんをスタジオにお迎えしました。
13日(日)には南郷中学校で 岡田さんの指導のもと青少年サッカー教室が
開催されますが その主催である「逗子・葉山ライオンズクラブ」会長の池田翼さんの
ご尽力で 岡田武史さんの番組出演が実現しました。
早めにスタジオにお越しくださり 打ち合わせの時から 本当に
ざっくばらんに いろんなお話を聞かせていただきました。
以下 インタビューの内容からほんの一部を紹介します。
~現在の活動は?
サッカーの解説者、サッカー協会の理事、文部科学省の参与としての仕事、
若者育成活動、講演会など
環境問題には以前から興味を持ち サッカー協会の環境プロジェクトに参加したり
環境省のサポーターに任命されている。
被災地へは 20回ほど訪れてサッカー教室をおこなった。
震災3週間後だったか・・子どもたちは喜んでくれていてもなかなか本当の笑顔に
なれなかったような気がする。ただ グランドに出てサッカーをして盛り上がっているとき
避難所の大人が出てきて底抜けの笑顔になった。
子どもたちの笑顔や生き生きとした姿が生きていく希望に
繋がるのでは。今日を踏み出す1歩がないと どんな山も登れない。
自己満足かもしれないが やりがいを感じる。
~今年2月の逗子での講演会に私も客席にいて、岡田さんは
「もし・・になったらどうしよう、などと考えないこと、
今の自分を素直に受け止め 自分に何ができるか、覚悟を決める。
高いところに行くために今下がっているのだから、
あきらめない、投げ出さないこと・・」と熱く語られたのが印象的だったが・・
自分に言い聞かせているようなところもある。
自分の経験からも 先のことを考えず ミスを恐れずやってみると
その方がうまく行っている。
~大阪出身の岡田さんですが 逗子に住んで17年。
逗子市民栄誉賞授賞式で「逗子に帰ってくるとほっとする」とおっしゃっていましたね?
1997年に日本代表監督に就任した際 脅迫電話がかかってきたり
記者やカメラマンに追い回されたときも 逗子警察や近所の人が守ってくれた。
タクシーの運転手さんも「岡田監督の家へ」と言われても 決して行かなかった。
苦しいときに守ってくれたという思いがある。
~逗子で好きな場所は?というリスナーからの質問に。
逗子の自然が好きで よく歩いているが 家は山の中にあり 眺めもいいので
家にいるのが一番好きかな。
~史上最高のサッカー選手は誰だと思うか、というリスナーからの質問に。
これは 難しい質問。すべてで一番はいない。
現在の日本人選手では 遠藤、香川、本田は すばらしい。
子どものころから好きなのは
北アイルランドの「ジョージ・ベスト」という選手。
とにかく ボールをもったら離さない・・・マイアイドルだった。
~サッカー教室ではどのように
被災地のような、サッカーをやったことのない子どもたちが多いときは
「きずな、助け合う」ことをテーマに。
今回は 戦術というより 技術的なヒントを与えるように指導したい。
~サッカー少年たちへのメッセージは
①サッカーを好きになること
②自分で工夫すること
③目標や夢をもつこと
~今後は?
そろそろ サッカーに関わるメインの仕事に就こうかと思っている。
国内外問わず 監督という選択肢もある。
今度の日曜日 13日南郷中学校で8時半から開催のサッカー教室には
逗子や葉山の中学校からサッカー少年145人が集合します。
一般のかたの見学もできるそうです。
さて 岡田さんはこのあと 「万年筆ベストコーディネイト賞2011」の授賞式のため
都内に向かいました。 芸能情報でも伝えていましたね。
そのあとも 3つお仕事があるとか・・
岡田さん!お忙しいなか 本当にありがとうございました。