2月4日(水)日系シニアボランティア 中沢英利子さん
今回は日系社会シニアボランティアで昨年7月まで2年間
ブラジルへ派遣された鎌倉在住の中沢英利子さんです。
約30年前にご主人の仕事の関係でブラジルに住んだことがある
中沢さんは日本語教育という職種で赴任しました。
現地では、継承日本語教育という、日本語教育にとどまらない日本の文化や
伝統を次世代に継承していく教育を現地の教師の方々とともに目指しました。
赴任先は日本人入植の歴史がブラジルでも特に古い地域ですが、
世代交代が進み、日本語への興味がだんだん薄らいでくるなか
現地の日本語学校の先生がたに日本語教育の指導法や教材を紹介するのが
主な仕事でした。また移住の歴史を振り返り、先人の苦労や日本との繋がりを
再認識できる学習を保護者も交えて行ったといいます。
滞在中のエピソードとしては 現地のみなさんによる大・盆踊り大会や
大・カラオケ大会など楽しくお話くださいました。 いや~そのスケールの大きさに
驚かされました。
現在も 中沢さんは 横浜市立大学大学院で日系社会研究にも取り組まれており
今後も 日系社会に貢献したいとおっしゃっていました。
さて 現在日系社会ボランティアの需要が増え、
通例、日系社会ボランティアの募集は年1回募集のみでしたが
2015年度は春・秋両募集期で募集を行うことが検討されています。
くわしくは JICA横浜 HP