9月27日(木)銅版画家・齋藤カオルさん
NPO法人葉山環境文化デザイン集団の高田明子さん、森洋之助さん。

斉藤カオルさんは 昭和6年生まれ。葉山で画家を志し、今なお葉山の
アトリエで制作三昧の生活をつづけていらっしゃいます。
齋藤さんの技法は「メゾチント」→17世紀半ば頃オランダで発明された技法。
専用のベルソーという鋸歯状の鋭い先端の並んだ弧状の歯をもつ
道具で版全体に隙間なく細かな傷、ささくれを無数につけ素地とするなど
大変手のかかる技法だそうです。
齋藤さんの作品はこれまで大英博物館をはじめ国内のみならず
海外の美術館などに収蔵されています。
今回は 邸園文化交流館はやまでの開催。斉藤さんにとって
地元葉山では18年ぶりの個展です。

今回の銅版画展ポスターより↑「黄色いヨットと夏みかん」2002年
葉山らしい作品です。

↑ 「紅幻想<揚羽蝶>」 1983年
会場の 邸園文化交流館は旧中西進別荘でこの建物は 齋藤さんが
生まれたのと同じ年 昭和6年ころ建てたもので 昭和モダンの雰囲気を
醸し出しています。
開催期間は9月30日から10月14日まで。
10月6日(土)午後5時からは ギャラリートークもあります。
問 NPO法人葉山環境文化デザイン集団 046-875-9759

