4月4日(金)ハープ奏者 八木健一さん
葉山まちづくり協会の活動にも関わったり コンサートや葉山芸術祭に
参加されたりと このあたりではおなじみの音楽家です。
ちょうど3月10日(東京大空襲のあった日)の前後 各新聞に
八木さんと奥様のゆみ子さんがつくられたCDのことが大きく
取り上げられていました。

八木健一さんの父、康二さんは 深川区で東京大空襲に遭い、
当時20歳だった康二さんは6歳の弟をおぶって逃げましたが
母と二人の弟とはすぐにはぐれてしまいそれっきり、自分が助かったと
思ったときすでに背中の弟は息絶えていたということです。
康二さんは定年後 子どもを集めてすばなしをするほど話好きでしたが
戦争についてはほとんど語りませんでした。
しかし「父の沈黙はどんな言葉よりも苦しみを訴えていた」と思い立ち
二つの曲を作り演奏しました。
タイトルは「寒い夜に」と「祈り・光へ」
犠牲者への鎮魂の思いを表現しました。

一夜にして焼け野原になった東京下町に 最初に花を咲かせた植物が
タンポポだったという話を聞き↑CDのジャケットにこの花を選んだそうです。
CDが一枚1000円ですが 売り上げの半分は 戦災資料を展示する
「東京大空襲・戦災資料センター」に寄付するそうです。
問 センター 03-5857-5631

